20220301

喫煙所でイライラをぶちまけている人がいた。とにかくイライラしていて、聞いている側は特に相槌を打っている様子もないのに、ただひたすらぶちまけていた。言葉や声のトーンがやけに耳に入ってきて、イライラが伝染してしまって耳を塞ぎたくなった。ネガティブなことを口に出すことの弊害。

 

一度オンラインで話したことのある学生が最終面接を受けるために会社に来たのでアテンドをした。結果彼女は落ちてしまい、電話で連絡をすると声のトーンからショックを受けていることが伝わって、もらいショックをした。オンラインだけでの接触だったらここまで共感しなかったかもしれないと思い、私たちは日々人と接する中で言葉以外の多くのことをやり取りしているのだろうと抽象化して起きたことを取り入れた。

 

夜は一つ下の同僚2人と大社長で西麻布のイタリアンに連れて行ってもらった。初めてフィンガーボールを見たが、使い方がわからず触れなかった。入っている水の色がちょっと茶色で何の色なんやろうと思った。2人が抱えていた不安がうまい具合にシェアされて、よい話しができたのでスッキリした感覚があった。帰りのタクシーでしみじみという流れだったが、それぞれの携帯に多くのチャットが来ていて、仕事モードに瞬時に切り替わりほぼ無言だった。こういう場のセッティング力というか調整力がうまくプラスに働いた実感があり、これは私の超能力の一つだなと思い、しめしめという気持ちだった。