20220319

Mのホワイトデーのお返しを買うために原宿に向かう。お兄さん1人ですか?とAirPodsの外から声がするとホストのスカウトだった。体験入店とか行ったことありますか?と聞かれ、ないですと即答。したことある人どんだけおるんやと思ったけど、二言目ぐらいに聞かれたから彼らにとっては割と当たり前なのかもしれない。体入ショコラと書いてあるアドトラックの体入は体験入店を指していることも初めて知った。東京っぽい出来事で、いいエピソードトークできたわとしめしめと思う。

先週Mと行った化粧品屋さんに1人で行き、先週と同じ店員さんにプレゼントで買おうと思ってと話すと、ものすごく褒めてもらったと同時にものすごく喜んでくれて、商品以外にも気持ちを交換できたいい買い物だった。夜に会うKさんに2万円以下ぐらいで買えるアクセサリーブランドのリストを教えてもらって、検索では見つからないこうしたリストの強力さと、私のためにリストを整理してくれたgiveの精神に本当に感謝だった。買い物に疲れてアキレス腱を伸ばしている人や、座ってマクドを食べている人や、小さな赤ちゃんがお母さんに抱かれながら笑っているのを見て、街のところどころで広がっている生活に温かい気持ちになった。

2人が始めるポッドキャストは本当に聞きたいと思ったし、22年間奈良にいて東京に来たという背景が同じだからかアウトプットの動機にかなり似たものを感じた。MCUの話とお酒が私たちを記憶の彼方に連れていき、かなりアーティスティックな夜になった。期せずしてこれまでずっと話せていなかったことを話すことができて結論は出ていないけどすっきりした。また私たちの人生が交差するときが来るのならば、本当に伝えたいことを言葉にすることを忘れないようにしたい。